もう一度仕事を持ちたいと思っている。
だからこそ、資格を取るための勉強を続けている。
主婦が資格をっとって行けない理由はない。
親が入院していようが、うつ病だろうが、自分の人生すべてを病人にささげることはないと思う。
自分もいつか年をとるだろう。
若いものに依存して生きるのは嫌だから。
資格を取って老後に備えてお金をためる。
あとは、老人保健施設にでも入ればいい。
年をとってしまったら今のようには動きまわれないだろう。
家を改装する道を選んだとしても、お金は必要だ。
夫の退職金ばかりをあてにはできない。
娘たちは大学を出ると言っているし。
それでも結婚や出産はするだろうと思う。
夫が働いて得るお金だけですべてを賄うのは無理だと思う。
それにたとえお金の心配をしなくてもよくても、働いていたほうが生活に「はり」が出る。
確かに、犬の散歩を毎日しているとは言っても、それだけでは、健康を維持することはできない。
この不景気の時代に仕事を探すことは大変なことだと思う。
けれども、何もしないで「仕事がない」だとか「仕事を持ちたい」ということはちょっと。
それよりも、資格を取る勉強をまずやって、仕事を見つける。
専門学校で講師をやってみたり、本を書いたり、独立を目指すのもいい。
死ぬ気になれば人間なんだってできる。
病人がいようが、本人が死ぬ気で頑張れば大丈夫だ。
そりゃあ、私も生身の人間なので、弱音を吐くことだってある。
一生懸命な気持ちを周りに理解してもらえないことだってある。
だからと言って努力をやめてしまうことはできない。
一度だけの人生なら、最後まで頑張ってみたい。
たとえ、スローペースであっても。
自分のペースなら仕方がないじゃないの。
自分がやりたいという気持ちが続くうちは、何度だって挑戦するのだ。