面接は終わった

履歴書に書いた「職歴」についてだいぶ突っ込んだ質問をされた。

インストラクターとしてだけでなく、経営陣の一人としてやっていけるか、という質問を受けた。

これは、前職(パソコン教室)でも言われていたことだから、「頑張ります」と答えた。

「結果は1週間後までに連絡します」といわれて、面接が終わった。

教室が始まる前のほんの数十分の間のあわただしい面接だった。

正直10月からの仕事までなくしたくはないので、不採用ならそれでもかまわない。

採用されなかったからといって、パソコンまで嫌いになるわけではない。

シスアドのテキストにも「人、モノ、金」という用語があた。

教室を運営するにあたっても、この三つは大いにかかわってくるということだ。

教室に来た人がいつまでも通ってくれる、体験に来た人が間違いなく入会を決めてくれる、やめたいと思っている人を引き留めることができる、生徒に慕われるインストラクターを目指す。

コミュニケーション能力はもちろんのこと、教室のディスプレイも講師たちの手作りだといわれた。

パソコンは、主パソコンとその横にディスプレイが置いてあった。

2台のディスプレイを使って操作をするということだ。

これは以前、自分のパソコンでもやっていたことなので、問題なくできるだろう。

逆に、仕事をしていくうえで、生徒から慕われていない人については、それとなく「この仕事合わないんじゃないですか」といわれるらしい。

仕事を開始してどのぐらいのタイミングでいわれるのかはわからない。

一つだけ言えるとしたら、好きだけではやっていけないということだ。

どんな結果になっても、とりあえず今日面接に行ってよかったと思う。

自分を見つめなおす機会になったから。

家に帰ってから、パソコンに向かって作業をしている。

ほんの少しだけ掃除もした。

結果は関係ない。

ダメなら、10月からの仕事を一生懸命やるだけだ。