宮本武蔵は「浪人」なので、「まげ」は結っていない。
木村拓哉さんが、髪の毛を伸ばしていたのは、カツラをつけないからだった。
あれだけの動きをやったら、確かに「カツラ」ではぶっ飛んでしまう。
細かいことが気になった。
「武蔵(たけぞうの時)」が、木に縄で体を縛られてぶら下がっているときに、お通が助けるシーンで、短刀でいきなり縄を切ったように見えたけれど、地面に落ちた瞬間がカットされていたような気がする。
髪をおろしているときは長く感じた木村拓哉さんの髪の毛は、ポニーテールのように縛ったらそれほど長く感じなかった。
ちょんまげのカツラよりも似合っていた。(ちょんまげカツラは多分「武士の一分」のとき)。
共演者達も豪華な顔ぶれ。
沢庵和尚は香川照之さん。
又八の母親お杉婆は、倍賞美津子さん。
とてもいいドラマだと思うし、面白かったけれど、だいぶカットされたシーンがあったのではないかと思った。
吉岡一門との「果たし合い」と、巌流島の決闘が、第2夜に持っていかれたのはまあいいか。