主人公(金田一・木村拓哉さん)の周りには人が集まるという話。
今回は、模合統括本部長(中井貴一さん・金田一の元上司)が社長から「リストに載っている取引先との契約を終わってほしい」と言われ、1社の取引先が「お願いします」と粘ると、普通ならこなせないノルマを課してでも、契約を終了するようにと言われ。
最後の1社は、榎本(キスマイ・藤ヶ谷さん)の紹介で、金田一(木村拓哉さん)が再就職することになった工場。
金田一は職を失ってから、公園で炊き出しを利用するうちに、ホームレスたちと懇意になっていた。
ホームレスたちは、以前は町工場に努めていたが、工場が閉鎖したため職を失ってホームレスになった人たち。
主人公は持ち前の性格から、人の心をつかむのがうまい人物。
先代社長の遺言を無視して、新社長になった主人公の異母兄でもある大屋敷統一郎(藤木直人さん)は、自分の会社(自分の地位)を守るためなら、先代が築いた関係をも切り捨ててしまおうとする、いわゆる「ワンマン社長」。
先代の思った通り、主人公のほうが社長としての資質を備えていることは、ドラマを見ている側としては明らかだ。
ただ、社長を継ぎたいという理由で、異母弟を切り捨てるという行動に出たのも、わからなくはない。
ドラマの設定としては面白い(残酷)と思う。
来週は「第5回」が放送されるので、ドラマとしては折り返し地点だ。