「37歳で医者になった僕」最終回

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スマップの草彅(なぎ)剛さん主演のドラマ「37歳で医者になった僕」が最終回を迎えた。

婚約者の「すず」さんは、意識が戻らないまま亡くなってしまったのは残念だった。佐伯教授が病に倒れて「治療は受けたくない」といったんは心を閉ざしてしまった。佐伯教授の担当でかつ、研修医たちの指導医にあたる新見医師はドラマの回が進むにつれて、かたくなな気持ちがほぐれてきた。病に倒れてからの佐伯教授にも変化が。

佐伯教授が病に倒れたことで、森下准教授は立場を逆転させるべく裏で工作をしていた。

けれども草彅(なぎ)剛さん演じる紺野祐太の一生懸命な訴えに「自分の過ち」に気付くようになる。

佐伯教授(松平健さん)は、やけになって「もうホスピスに行っても構わない」と言っていたけれども、結局は新薬での治療に同意し、なんとか命を取り留めた。

佐伯教授を演じていた、松平健さんはとてもこの役に似合っていたと思う。

若いときには、紺野祐太のように「青臭い」医者だったのに、だんだんと出世するにつれて、「青臭さ」を失っていった。

だからこそ、「私は君が嫌いだ」なんて言っていたんですね。

全11回で、いろいろな出来事があったけれど、最終回はあまり暗い内容にならなくてよかった。