散歩でよその人に遊んでもらう

ジャッキーと散歩をしていたら、時々出会う、「犬好きな男の人」に出会った。

その男の人は、ジャッキーだとわかると、「おいで」といって、手を広げてきた。

以前にも何度か遊んでもらったので、ジャッキーと一緒に近くへ行った。

「この子は、男の人がすきでね」と私は言った。

「そうかね」

「子犬の頃に、男の人にたくさん遊んでもらったから」

しばらくジャッキーをなでて、満足したのか、「じゃあまた」とその人は言った。

ジャッキーは、ちょっとしょんぼりしたようだったけど、お互いに「散歩中」だったからね。

ジャッキー、大丈夫だよ、きっとまた遊んでくれるよ。

お互いの名前も知らないけれど、同じ町に住んでいる人だからね。