ソファに乗せない

ジャッキーをソファに乗せないことにしている。

ソファの傷みに気づいたからなのだけど。

ジャッキーは、「お母さんの機嫌が悪いとソファに乗れない」と思っているらしく、私の機嫌のいいとき(ジャッキーがそう思ったとき)に、乗ってくることがある。

私は、「もう絶対に、犬をソファに乗せない」と心に決めているので、いつでも「オンリ」といって、おろすことにしている。すると、ジャッキーは「お母さんが怒っちゃった」とばかりに、ハウスに入っていくのだ。

この訓練には、目的がある。

それは、犬を連れてお泊りに行ったときに、そのホテルの部屋の「ソファ」や「ベッド」に乗せないようにするという。

つまり、「ソファ」に乗らないのが、「いつでもできる」ようになったら、今度は「ベッドの上に乗せない」訓練に入ろうと思っているのだ。

今は、「ベッドには乗っていても無理にはおろさない」もちろん、「オンリ」でおろすこともあるし、自分から「おりて」行くこともある。

今まで、何も言われなかったのに、急に「乗せてもらえない」のは、犬にとっては「戸惑い」でしかないのだろうけれど、あくまでも「徹底」することで、「理解」してくれると思っている。

犬をかわいがるだけでなく、「ルール」を設けて接することで、お互いに「いい関係」でいられるのだと思う。