最後の日に、同僚に言われたこと

「上の人たちは、あなたがたを前々から辞めさせようとしていた」

「私にあなたたちに仕事を教えるように言ってきた(上司が)」

「上司は影ではあなたたちの悪口を散々言っていた」、などなど。

退職する日に、会社の建物を出て、駐車場で言われたことだ。

できれば私に真実を伝えて欲しくなかった。

もちろん、こちらが言わせたことだけれど。

あんまりな内容に「もう二度と買い物にはいかない。返却物もすべて宅配で送ってやる」と思った。

顔を見るのも腹立たしい。

その人は「会社側の手先」になっていたみたいだけれど、いつかは自分だって同じ目に合う可能性だってあるのだ。

その時になれば、私にひどいことを言ったことを後悔するだろう。

会社側は利用するだけ利用して、利用価値がなくなったら、ポイと捨てるのだ。

今のうちにいい気になっておけばいい。

あと、面接に落ちたと言ったら「年齢で落とされたの?」と言ってきた。

たとえそうだとしても、応募先の人間が「あなたは年齢がいきすぎているので、採用しません」というはずがない。

今までもこっちが傷つくことを案外平気な顔をして言ってきた。

あんまりなことを言われて、眠れないことだってあった。

この先一生会わないで済むと思うとせいせいした。

話の途中で「あ、忘れていた」と言って、会社に戻って言ったけれど、多分私との会話の内容を告げ口に行ったに決まっている。

家に帰って、LINEを送って、「このラインへの返事は不要です」と送信した後で、ブロックして、削除してやった。

もうあの人からのLINEは受け取りたくないから。

今日は、恨み言を並べ立てて、やけ酒も飲むけれど、明日からは忘れる。

いつまでも引きずっている方が癪に触るから。