テニススクールは、二つ通っていた。
そのうちの一つを今年いっぱいで辞めることにした。
理由は、「左」で本格的(まあ、アマチュアだけど)にやりたくなったから。
「右」で、初中級に上がる見込みはなさそうだから。
それなら一つにしてしまった方が、経済的にも助かる。
まあ、ガソリン代はかかるけれど。
左のほうがやりやすいから。
もともと、「左利き」で生まれた。
ただ、「左は見苦しいから」という理由で「食べること、描くこと」は「右」でやるようになった。(させられた)。
それ以外は全部左だ。
刃物全般もそうだし、ボールはつくのも投げるのも転がすのも左。
自動販売機でジュースを買うときも、左手に小銭を持っている。
財布からお金を出すときも左手。
今は、左利きは左利きとして皆過ごしている。
うちの子どもだって、一人は左利きだ。
私も、もう学生ではないし、今の時代「左は見苦しい」ということもあまりうるさく言われない。
だから、テニスはもちろんのこと、食べることや書くことも左に戻したい。
左利きの人生を取り戻すのだ。
テニスはそのきっかけ。