夜遅くなってから散歩に出た。
雨が降って、やんだ後だった。
こっちが強引に引っ張っているにしろ、だいぶ歩くのが早くなった。
階段も、一度は自分から上がろうとしている。
結局リードのお世話になるけれど、積極性が見られるようになった。
エリザベスカラーがとれれば、自力で上がれるかもしれない。
下りはやや慎重だけれど、ちゃんと降りられる。
「ハウス」のコマンドも復活させた。
ちゃんとハウスの中で向きを変えられるようになったので。
多分、体の調子もいいのだろう。
エリザベスカラーを付けてしばらくは、中で向きを変えることができなかったので、「ハウス」というコマンドも中断していた。
時々甘えたいように、すり寄ってきたり、エリザベスカラーを付けているのに、おなかを見せようとしたり。
少し暖かいときなどは、エリザベスカラーを付けた状態で、あおむけにひっくり返っている。
寒いときは、丸くなっている。
エリザベスカラーは、ぺしゃんこになって、しわが寄っている。
けれども外れたりはしない。
ジャッキーも無理に外そうとはしなくなった。
ちょっと変わった「えり巻」とでも思っているのかな?
耳がよくなってきている証拠なのかもしれない。
今度病院に行って、はれてエリザベスカラーから解放されても、今回のように耳がパンパンになる前に、病院へ行くようにしよう。
耳をかいたり、頭を振ってたり、ちゃんとしぐさ(動作)でジャッキーなりに訴えていたのだから。
サインを見逃したのは、飼い主の私の責任だ。
9歳にして、エリザベスカラーデビューもかわいそうだと思ったけれど、手術みたいなことにならなくてよかった。
エリザベスカラーのおかげで、痒がらない(痒くてもかけない)ので、脱毛したところも、うっすらと毛が生えてきた。
ジャッキーは犬だけれど、私と同じ血の通った生き物だし、家族の一員でもある、いつまでも元気でいてほしい。
流しに足をかけたり、テーブルに足をかけたりの多少の「オイタ」には目をつぶることにして、元気でいてほしいなど願う。
耳の掃除と、ブラッシングはきちんとやらないとね。
シャンプーも毎日でなくてもいいけれど、暑いときだけはこまめにしたいな。
これから寒くなるので、濡らさなくてもできるシャンプーとか。
確か犬用の「ドライシャンプー」もあるはずだ。
ブラシかけだけでもかなり違ってくる。
ブラシを見ると、嫌がってハウスに逃げるけれど、呼ぶと出てくるので、さっとブラシをかけていた。
一度ブラッシングをすると、思ったほど嫌がりはしない。
ブラシに向かってすすんで(喜んで)来るわけでもないけどね。
シャンプーも風呂場に連れていくまでが、ひと騒ぎになるけれど、洗っているときは案外おとなしいのだ。
終わった途端に走っていくけど。
そういうのもスキンシップということで。
ただ、シャンプーすると、腰に来るのがちょっと(犬ではなく、私のほうが)。