神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック誕生秘話

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手塚治虫さんの半生を描いたドラマを昨日見た。
手塚治虫さんの役を、SMAPの草なぎ剛さんが演じていた。
手塚治虫先生は、漫画家でドラマのタイトル以外にも、「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」などの名作を生み出した。
このドラマには一編集者が出てくる。
手塚治虫先生のコラムを書くようにいわれていたのだが、作品を一つも読んだことがない。
上司(同僚)につれられて、書庫に行くと、「ブラック・ジャック」を全館読むように言いつけられた。
ブラック・ジャックを読んだ人なら知っていると思うけれど、「おむかえでごんす」という台詞を言うちっちゃい人。
謎の人物とともに出てきて「おむかえでごんす」という台詞とともに、なんとタイムスリップをしてしまう。
「ブラック・ジャック」という作品が生まれる直前の昭和48年に。
主役の草なぎ剛さんは、手塚漫画のファンでもあった。
ベレー帽と黒ぶち眼鏡は手塚先生のスタイルで有名だった。
自分も「ブラック・ジャック」という作品は読んだことがある。
たまたま通っていたそろばん塾に少年漫画(雑誌)がどっさりおいてあって、待ち時間の間に読んでいたから。
ドラマを見て思ったのは「ブラック・ジャック」という作品は簡単に生まれた訳ではなかった。
手塚治虫先生が、再起をかけて生み出した作品だった。
そういう意味では、ドラマを見てよかったなと思う。