去年放送されたドラマのタイトルだ。
このドラマの中で木村拓哉さん演じる金田一二三男は、一日にして金なし、家なし、携帯なしの状態になった。
しかも、それを仕組んだのは異母兄だ。
もとをただせば、父親が死にぎわに、「お前に社長は向かない。異母弟の金田一二三男に継がせる」と言い残したから。
異母兄は自分が当然受け継ぐものだと思っていたし、自分に異母弟がいることはいつからか知っていたと思うのだけど、自分を差し置いて社長の座に就かせるのは嫌だったのだ。
しかも、その場にいた専務も味方につけて、社長を継ぐはずの異母弟を会社から追い払ってしまった。
ただ、異母弟は会社から追い出されても、家が爆破されても、携帯を川に落としても、なぜか負けなかった。
というか、いい運がついて回っていて、周りに人が集まってくるのだ。
ただ、自分がなぜ会社から追い出されたのか、理由が分からなかった。
サスペンス劇場ではないので、どろどろした感じがあまりなくて、最後まで楽しく見ることができた。
第1回の「解雇ってあの解雇ですか?」と尋ねるシーンがあったのだけど、あれは面白かった。
現実の世界だったら、会社を解雇されようとしている人が言うセリフではないだけに、笑えてしまった。
ドラマの中には、笑えてしまうシーンがいくつかあって、毎回楽しく見ることができたのだ。
もちろん、木村拓哉さんが出ているからというのもあるのだけど、異母兄役の藤木直人さん(大屋敷統一郎役)も良かった。
二人とも顔立ちが似ているので、京大役というのはぴったりだったのかも?
せっかくブルーレイにダビングしたので、時間のあるの時にでももう一度見たいと思う。