ジャッキーと散歩をしていて、家に向かっている途中(小学校のあたり)で、後ろから黒い柴犬にジャッキーが襲われた。
近くを通り過ぎる時は、飼い主の隣にちょこんと座っておとなしくしていた。
通り過ぎた直後「駄目だよ」という声が後ろから下と思ったら、黒い柴犬が後ろから襲いかかってきたので、ジャッキーはびっくりして腰を抜かしてしまった。
本気になったらたぶんジャッキーのほうが強い(一応大型犬なので)のだけど、私は「相手にするんじゃない」と言って、柴犬は無視して歩き続けた。
そもそもジャッキーが腰を抜かした時点で、どちらが強いかの勝負はついているはずだった。
ところが、無視してもどんどんついてくる。
ジャッキーは怖がるわけでもなく立ち止まった。
柴犬のほうもちょっかいを出したものの、ジャッキーが相手にならないので、戸惑っているようだ。
この柴犬、一応首輪もリードもつけていたが、飼い主がうっかり離してしまっていた。
そして犬を追いかけても来ない。
結局こっちが、道路を斜め横断するまで、ストーカーのようについてきた。
その後どうなったのかはわからないが、犬はともかく(本能に従っただけ)、飼い主はひどい奴だと思う。
下手をすると自分の犬が大けがをしたかもしれないのに、追いかけてこなかった。
だいたい大型犬を連れた人が近くを通ったのに、自分の犬のリードを離すとは何事だと思う。
柴犬は確かに喧嘩っ早い。(若い犬だったのだろう)。
だからこそ、飼い主はもっと注意をするべきだと思う。
それとも、大型犬にわざと喧嘩を仕掛けて、自分の犬が大けがをしたと因縁をつけて、治療費をふんだくるのが目的だった?
今の世の中は怖いからわからない。
ジャッキーは7歳なので、けんかを吹っ掛けられても相手にはならなかったと思う。
それでも後ろから不意に襲い掛かられたから、恐怖から反撃に出る可能性だってあった。
けれどもジャッキーはおびえてはいなかった。どちらかというと相手の犬を気にしていた。
ただ吠えられていたから、間違っても友達になりたいとは思わなかったみたい。
ジャッキーは、吠える犬が苦手である。
吠えてこなければ、友達になれたかもしれなかった。
でも、飼い主が来なかったから。
しばらくは散歩コースを変えようと思う。もしくは時間帯を。