社員全員(専務をのぞいて)がいなくなった社内に愕然とする2代目社長。
一方現在の住まいに社員全員が集まってきたのを見て、びっくりしている元社員(2代目社長の異母弟)。
まずは、全員の名簿を作り始めた。
模合部長は会社を訪れるが、一足違いで社長が出かけてしまっていた。
やはり専務は、先代の最後の言葉を聞いていた。
聞いていながら、あえて言うとおりにはせず、2代目を守るために正当な跡継ぎに任命?!された先代の血筋を一人会社から追い出した。
会社を訪れた模合はその事実を知ることになる。
一方会社を出たものの行く当てもなくさまよった社長は、なんと幸福荘に現れた。
そこでやっと自分がなぜ会社を首になったのか真実を知る金田一。
その夜いつも同じ部屋で寝ていた3人は、アパートの別の住人の部屋に寝に行く。
社長が3人の部屋に泊まったから。
面白いのは、社長が公園で段ボールにくるまっていたところ。
そこへ金田一が現れて、炊き出しを一緒に食べるシーンがある。
自分にかかわった人の名前をきちんと覚えている金田一に、心動かされる異母兄だった。
最後は、誰もいなくなった会社を3人の元社員が建て直そうとして、奔走する。
金田一は真実を知りながらもあえて、社長は兄がやるべきだといい。
社長は、ひそかに写真全員の顔と名前を憶えて、また一からやり直そうと一致団結する。
3人は最後まで見届けると、会社を出ていく。
3人で何か始めると言い残して。
ラストシーンの後、なぜか3人は北海道にいる。
雪の中から魔法瓶を取り出してマグカップにそそぐ。
熱い!と叫んで、中身をこぼしてしまう金田一(木村拓哉さん)。
私が想像していたのとは、違うラスト(ドラマ)になってしまったけれど、異母兄弟はちゃんと和解できたし、社長としての自覚もできたということで、めでたしめでたし。
時間が取れたら改めて、第1回から最終回まで続けてみたいと思っている。