劇場版「任侠ヘルパー」

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劇場版「任侠ヘルパー」を見てきた。

見に行った時間は全席指定だった。

後ろのほうの中央の席にした。

映画とは関係がないのだけど、気になったことがある。

一つは、映画館の売店で売っているもの以外は、食べてはいけませんという注意があったのにもかかわらず、団子を食べていた人。

もう一つは、上映中は携帯電話の電源をお切りくださいという注意があったのに、電源を入れて何度もメールをチェックしたり、いじったりしていた。

携帯電話をいじりたいのなら、映画を見に来るべきではない。

本編が始まっているのに、いじり続けていたからちょっと気になってしまった。

一番いいところで、居眠り(いびきが聞こえた)しているらしい人がいたのにも、びっくりしたけれど。

さすがに、着信音はなかったけど。

映画そのものはとても良かったと思う。

普通の任侠映画とは違い、拳銃だとか、ナイフは出てこなかったから。

この映画の中で、草なぎ(彅)剛さんは、翼彦一という役柄を演じているのだけど、とても一生懸命に取り組んでいるなと思った。

ドラマ(連ドラとスペシャル版)よりも、映画のほうがよかったような気がする。

DVDが出たら、絶対に買おうと思う。

ところどころ笑える場面があったのも良かったし、介護施設にいたお年寄りたちが元気を取り戻していく姿もとてもよかった。

香川照之さんとの絡みもとても面白かった。

最初は敵対している二人なのに、なぜだか最後は仲良くなってしまうんだよね。

ストーリーの流れから言って、恋のライバルのような感じもあった。

最後に、彦一が逃亡をするのは、組の人間がお年寄りや子分を襲うのを防ぐためだったと思う。

あの後、警察に捕まったのかどうかは、それぞれの想像に任せることにして。

エンドロールが流れて、場内が明るくなるまで、席に座っていた。

映画を見た後って、余韻を楽しみたいから。

結構エンドロールの途中で、席を立つ人が多かったけどね。

薄暗いのに、みんなよく平気で下りて行ったなと思うけど。