初回は90分スペシャルだった。
「笑っていいとも!」でも話していた通り、スタートから10分ほどで会社を「解雇」された上に、自宅が「爆破」されていた。
いきなり会社をクビになって路頭に迷う役というのは、木村拓哉さんが演じてきた役柄にはなかったと思う。
まあ、「月の恋人」では、社長の座を奪われ会社を追われていたので、全くないわけではないのだが。
今回のドラマは、主人公の身に起こっていることはかなり深刻なことなのに、なぜか笑えてしまうこと子があるのが、おもしろい。
「解雇ってあの解雇ですか?」と聞かれて、「そうその解雇です」なんて会社の重役が答えているシーンは、思わず笑ってしまった。
なぜ身に覚えのないことで突然会社をクビになったのかは、回想シーンで明らかにされるが、私は何となく想像はついていた。
1回目でそれを明らかにするのは、展開の早いドラマだから仕方のないことなのだろう。
連続ドラマというのは、初回と最終回は時間を延長して放送されるので、「全11回」でも、(9回の時もある)実際は13回やったのと同じだ。
2回目以降で、主人公がどんなふうになっていくのか楽しみではある。
会社を去った後でも、部下(榎本・キスマイの藤ヶ谷太輔くん)と上司(模合・中井貴一さんと経理の子(二階堂・香里奈さん)の3人はかかわってくる。
もちろん、主人公金田一二三男(木村拓哉さん)に無実の罪を着せた張本人、ミラクル魔法瓶の新社長大屋敷統一郎(藤木直人さん)もかかわってくるのだと思う。
次回を楽しみにしよう。