再放送していた「HERO」の最終回は、2日に分けて放送された。
2日目(後編)は1日目(全編)の半分以上の内容が重複していた。
1日目(全編)を仮に見逃したとしてもわかるようになっている。
内容はマスコミにパッシングされた主人公久利生公平(木村拓哉さん)が、10日後に転勤を命じられたところから始まって、すでに担当していた事件を終わらせるために、事務官の雨宮舞子(松たか子さん)と一緒に調べて回る(いつものパターン)というもの。
サッカーの試合が行われたスタジアムで警備員が死亡した。
ところがその日には貴賓室(VIPルーム)に一人の政治家がお忍びで来ていたことが判明する。
そして死亡した警備員の息子が引き取られた親戚の家には、葬儀の日に無記名の香典が謎の女性によって届けられたということもわかる。
「HERO」というドラマは私が記憶しているだけでも今回を含めて3回は再放送されている。
けれども最終回をちゃんと見たのは、今回だけだったような気がするのだ。
ドラマの終わりの方で、久利生公平(木村拓哉さん)が石垣島(沖縄県)に移動後の様子が描かれている。
「HERO」というドラマは映画化されているのだけれども、映画の内容に入るプロローグ編ととして石垣島で起きた事件を描いたドラマが放映された。(映画版と石垣島の事件のドラマは、ビデオに録画済み)。
「ロングバケーション」(ロンバケ)もよかったけれど、「HERO」も私は好きだ。
主人公の久利生公平も個性的だけれども、仲間の検事や部長、事務官たちもかなり個性的ではないかと思う。