ドラマ「南極大陸」(第10回)(12月18日放送分)

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ママさんバレーから帰ると、ちょうど夜9時40分ころだった。

最終回は「90分拡大スペシャル」だったから、もちろん録画予約もしてあった。

どうしても気になって、途中から見てしまった。

けれども、最初のほうも気になったからちゃんと最初から見た。

「リキ」という犬の最後については、ドラマ的に仕上がっていて(死んでしまったのは悲しいけれど)、とてもよかった。

「リキ」といいう子は、最後はみんなと過ごした「昭和基地」に戻りたくて、途中何度も倒れながらも、基地が見えるところまで歩き続けたのだ。

感動的なシーンは、倉持(木村拓哉さん)が基地に着いてすぐにやったこと。

雪をかき分けて、鎖を出して「引っ張って」、首輪だけスポット抜けた時は「脱走に成功した」子。

けれども鎖を引っ張って重みがあった時は、基地で「つながれたまま力尽きた子」だ。

その後、基地の中から犬たちが入ってきた痕跡を見つけ、そのあと何気に窓の外を見た時に、雪の中に横たわっている「リキ」を倉持(木村拓哉さん)が見つけた。

走って行って、「ほら来いよ」「目を開けろ」「まだあったけえよ」このセリフで、泣けてしまいました。

次の(3番目の)感動的なシーンは、「タロ」と「ジロ」が現れたところ。

「タロ」「ジロ」と呼ぶと、「ウォン(ワンではない)」を返事をして、走ってくる。

距離がだいぶ縮まったところで、倉持(木村拓哉さん)が、2頭のほうへ行こうとすると、急に2頭(「タロ」と「ジロ」)が逃げるそぶりをした。

「どうしたんだよ。忘れちまったのか?」と言って、「置いてきぼりにしてごめんよ」といい、片方の手袋を2頭のほうに放り投げると、2頭は匂いを嗅いで、自分たちの世話をしてくれた人と理解したのか、やっと倉持(木村拓哉さん)の腕の中へ飛び込んできた。

そして、亡くなった犬たちとのお別れのシーンは、大感動モノでした。

ドラマなんだけど、なんだか泣けてしまったのです。

全10話をすべて録画してあるので、まとめてみてみたいなと思っている。

過去に公開された「南極物語」という映画とは一味違ったドラマだった。

私は「南極物語」という映画は見ていない。

機会があったら、DVDを借りてみてみたいとは思っている。