気になるドラマ「犬を飼うということ」

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金曜日の夜11時15分から1時間、「犬を飼うということ」というドラマをやっている。

主演は、錦戸亮、水川あさみほかだ。

夫婦と子供二人の家族のもとに突然迷い犬がやってきた。

メスのポメラニアンで名前が分からないので、「スカイツリー」と名付けられた。

いろいろ問題アリの家庭なんだけれども、犬が来たことで家族の絆(きずな)ができつつあった。

ところがそこへ犬を探していますの張り紙が!

犬を保護して飼っていることを知っている人物が、犬を探している本当の飼い主に電話をかけ、本当の飼い主に返すことになってしまった。

ところが飼い主のもとへ帰ったはずの「スカイツリー」(本当の名前は「ダイヤ」)が、主人公たちの住んでいる団地へ犬を連れてやってきた。

「もうなつかないから、差し上げます」という言葉を残して。

飼い主に返す前に、動物病院へ行った主人公家族は、獣医師から1通の手紙を託されていた。

事情を聞いた獣医師から手紙の内容を知らされた主人公家族はうれしいながらも心配事が増えてしまった。

私は今回の話はいくらドラマでもちょっと腹が立った。

探している犬が見つかったのに、病気にかかっていてあといくらも生きられないとわかったら、他人に押し付けるのか?と。

確かに飼い主の家庭では、子供が生まれた時から体が弱くて、車いすの生活をしていたから、兄弟もいなくてさびしいからと犬を飼い始めた。

かわいがっている犬があと数か月の命だということを、生まれながらに体の弱い子供に話すことはできないと母親は言う。

いくら迷い犬を善意で保護して買っていたからと言って、本来の飼い主がいるのに、病気の犬を押しつけたということが、ドラマの設定上仕方がないとはいえ、いやだなと思ったのだ。

自分も犬を飼っている。大きな犬で、散歩も体力を使うけれども、飼うのが大変だからと言って、途中で責任を放棄することはできない。

確かに体の小さな犬と比べると散歩量も多いのだが、ほかの人に話を聞いてみると、大きな犬を飼っていても、散歩にそんなに時間を割かない人もいるのだ。

予防接種を受けさせたり、フィラリアの薬を飲ませたりは、体の大きさは関係ないと思う。

まあ、薬の量が体が大きい犬は多いので、お金はかかるけれどもね。

年を取って体力がなくなってくると、犬も飼えなくなると、行きつけのお店の人が言っていたけれども、

私は犬が生きている限りは、私が多少しんどいと思っても、散歩の時間を少なくするとか工夫をして、最後まで面倒を見たいと思っているので。

日曜日の夜9時から放送されている「マルモのおきて」のほうが見ていていやにならない。