同級生の死

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昨日の夜7時前に、最近連絡を取っていない友人から突然電話があった。

挨拶もそこそこに「Fさんが、亡くなったよ」と私に告げた。

この「Fさん」という人は私にとってはとても古い付き合いの友人だ。

保育園から高校を卒業するまでずっと一緒だった。

もちろん、中学の時は2年と3年はクラスが違っていたのだけど、小学校の6年間と高校の3年間か同じクラスだった。

結婚する前も、あちこちへ遊びに行ったりする仲で、結婚してからはあまり会わなくなったけど、向こうが実家に戻ってきているときなどは、電話をかけてきた友人とあと2、3人くらいで、カラオケやボーリングなどに出かけたものだった。

話では「夜中に発作を起こして、救急車で病院に運ばれたけど、助からなかった」と。

もともとぜんそくの持病がある人だったから。

付き合いが長かったけど、特別仲が良かったわけではなかった。むしろよくケンカをしたのを覚えている。

かといって、もう会うのも嫌なほど嫌っていたわけではない。

毎年(欠礼の時を除けば)年賀状は欠かさずくれる人だったから。

あまりのことに呆然とするばかりだけど、ちゃんとお別れをしてこようと思っている。