先ほど、冬のサクラ第3回目を見終わった。
現実にはあり得ない話だけど、続きが気になるドラマだと思う。
今井美樹さんが演じるのは、大学病院の院長夫人だけど、決して幸せそうではない。
私なら、夫が勤めている病院以外のところで検査結果を聞いたら、何も言わずにそこで治療を受けると思う。
ただ、ドラマの設定上、たまたま一人旅で来ていた土地で知り合った青年と、1時間のうち1回は会って話すシーンなり、電話のシーンがあって当たり前だけど、この辺が現実離れしているところ。
自分たちがどうしたいのか、二人はまだ迷っている段階だけど、水面下で二人にわなを仕掛けようとしている人たちがいるのは確か。
冷酷な夫は、妻が病に冒されていることなどつゆ知らず、旅行先で不倫したと思っている。
つまり冷酷な夫は自分は浮気しているし、妻の話を聞こうともしないくせに、自分の妻が旅行先でたまたま知り合った青年の家に、記憶喪失の間身を寄せていただけで、怒り狂ってしまうのだ、といって決して妻のことを愛しているわけではなくて、ただの所有物だと思っているように見える。
本人に直接聞けばいいものを、風邪でこそこそやっているところが、この旦那さんの怖いところなのかもしれない。
だからこそ、お互いひかれあっている癖に、本当のことを言えないまま、別れてしまう二人がちょっと切ない。
別れのシーンで思わず、「このままさらって逃げてしまえばいいのに」と私は口走ってしまったから。
だって、あんな家に戻る必要ないじゃないの!って思うから。
また、来週が楽しみです。