冬のサクラ第2回

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ドラマの設定上仕方がないのかもしれないが、夫が医者で、奥さんが旅行先で記憶を失って入院していたというなら、家に帰った時に自分の病院で検査を受けさせるのが当たり前なんじゃないだろうか?

ところがこのドラマでは、記憶を失っていた間面倒を見ていた青年(草彅剛)が地元の病院の医師から連絡を受けて告知された。

直接会って伝えないといけないと、女性が住んでいるところまでわざわざ訪ねて病気の告知をした。

真実を聞いた女性は、夫が勤務する病院へ行って夫に面会を求めるがあってもらえない。

私が思うには、夫が医者だからといって、別の病院で自分で出かけて行って検査を受ければいいじゃないかってこと。

自分の体のことだから、そこまで夫に依存する必要もない。

行きずりの男性に言われて、不安になってとりあえず夫の勤務する病院へ行ってみた。

別に、普通に診察を受ければいいんじゃないかと。

まあ、ドラマの設定上、旅行先で記憶を失ったときに知り合った男性との、悲しい恋の物語だから、この先は、夫に疑われながらも最終的には、男性(草薙君・役名は稲葉たすく)のもとへ行くんだと思う。

この女性は、人に依存したり、振り回されたりしているだけで、自分で考えて行動するということができないんだろう。

逆に草薙君の人物設定は、相手に家族があっても、自分が相手の病気のことを知ってしまった以上は、ちゃんと伝えなければと周囲に心配をかけながらも、自分の意思で出かけていく。

しかも、「もしもあなたが幸せでなかったら、いつでも戻ってきてください。俺はここにいますから」と半分告白めいたことまで言っている。

私だったら、夫にあんな仕打ちをされていたら、娘がいようと関係なく、男性の胸に飛び込むなと思う。

だって、自分は病気でもしかしたら、あまり長く生きられないかもしれないってわかったら、残りの人生穏やかに過ごしたいもの。

まあ、来週も楽しみということで。