SPACEBATTLESHIPヤマトって、木村拓哉さん主演の映画ですよね。
アニメ版の宇宙戦艦ヤマトとは「別物」になって当たり前だと思いませんか?
木村拓哉さんが、あのアニメの主人公と同じように考えたり、行動したりを想像している人にとっては、拒否反応?起こしてもやっぱり当たり前じゃないですか?
香港の人気アクション俳優である、ジャッキー・チェンさんが、随分前に実写版のシティーハンターに主演していました。もちろん、見に行きました。
アニメ版のシティーハンターの主人公である、冴羽 獠(さえばりょう)をイメージして見に行った私は、スクリーンの中のジャッキー・チェンさんをずっと見ていましたけど、「アニメ版とは違うけど、面白い映画だった」という感想を持ちました。
つまり、映画のタイトルからして「SPACEBATTLESHIPヤマト」なわけで、これは木村拓哉さんが主演する映画であって、アニメ版の宇宙戦艦ヤマトと同じと思うことがそもそも間違っている気がするのです。
自分は、スマップのファンで、木村拓哉さんのファンですが、確かに本業は歌手(というかタレント)ですので、俳優業を専門としている方々にはかなわないと思いますが、演技力はあるほうだと思いますよ。
良くも悪くも話題になりやすい人だとは思います。
けれども、芸能界ってところは人気商売だし、人気が上がったり下がったりの世界なので、ファンでいる人はいつまでもファンでいると思うし、嫌と思っている人はずっと嫌と思うんだなと思います。
批判をするのはかまわないと思いますし、嫌っているものを好きになれとも望んではいませんが、批判がいつのまにか悪口や中傷になってしまっているのでは?と思うことも多々あります。
もちろん、これはスマップのほかのメンバーや木村拓哉さんに限らず、芸能人すべてにあてはまるかもしれません。
テレビドラマやコマーシャルなどで、私たちの目を楽しませてくれている人たちのことを、もう少し暖かい目で見ることはできないのでしょうか?
花壇にきれいに咲いているチューリップを傘でめちゃくちゃにしている人の映像がテレビで流れたことがありましたけど、そんな背景も関係しているのかなと思います。
私は自分の目で見るまでは、何も述べるつもりはないので、12月に入って映画が公開されたら、見に行くつもりでいます。
主演している本人が、アニメ版と実写版は全く別物ですよって、ラジオの番組で言っていましたからね。
自分は、もともとアニメ版の宇宙戦艦ヤマトは、あまり見たことはなくて、話にしか聞いていないから、アニメ版と比較して「ギャップ」を感じることはまずないでしょう。
仮に見ていたとしても、「アニメ版とは違うのは当たり前」って普通に思いますけど。
ピアニストが、自分が演奏する曲の譜面を見て、自分なりに曲の解釈をするように、木村拓哉さんが、今回の映画の台本を見て、自分なりに解釈した「古代進」を演じたというならそれはそれでいいんじゃないかと思いますが。