犬とドライブ

犬を連れてドライブに出かけることがある。

犬が小さかったころは、家族で一緒に出かけていた。

今は、娘たちも高校生になっているので、ドライブに付き合うことはなくなった。

夫にしても休日までも、部屋にこもって持ち帰った仕事をしている。

どうせみんな忙しいのなら、道路がすいている平日に犬と一緒にドライブに行けばいい。

いつしかそう思うようになった。

ドライブといっても、片道で2時間以内のところ。

それ以上だと、人間一人と犬1匹では、いろいろ辛いんである。

トイレとか。

実家の母親は、出かけることをあまり好まない人だ。

自分にしたって、パソコン(インターネット)をやったり読書をしたり、家で過ごすことはあるのだけど、買い物や犬の散歩など出かけることは、苦にならない。

犬とドライブに行くには、いろいろと準備がいる。

まず、車の中で犬を固定しておく所。

これは、後部座席のヘッドレストと呼ばれる部分に、金具をつけておく。

金具に、ショートリードの持ち手(輪の部分)を通しておく。

持ち物。

リュックの中には、予備の首輪とリード、ロングリード、伸縮リード、カメラ、犬のおやつ、海へ行くときには、バスタオルなどを入れる。

ウンチ袋などは、いつものポーチに入っているので、枚数を確認するだけ、ペットボトルの水を入れ替えるとか。

 

ドライブも長い時には、途中で休憩を入れる。

犬も人間もずっと座っていると、疲れるから。

短いドライブのときには、休憩なしで目的地まで車を走らせる。

犬は、行きは「クンクン」「キャンキャン」とやかましい。

帰りは、割と静かになっている。

たまに、遊び足りないのか帰りの車の中でも「キャンキャン」と鳴くので、公園に「寄り道」をしたことがある。

海へドライブに連れていくと、犬は喜ぶ。

特に、ラブラドール・レトリーバーはかなりの喜びようだ。

リードを長いやつに替えてやると、最初はゆっくりと、徐々にスピードをあげて走りまわっている。

ドライブは日帰りだけど、たまには泊まりがけで行きたいなと思う。