ジャッキーと散歩をしているといろいろと発見することがある。
ジャッキーは、トラックが嫌い。
ジャッキーは、橋を渡るのが嫌い。
などなど。
ジャッキーが好きなもの。
地面の臭いを嗅ぐこと。
犬が好きな人になでてもらうこと。
通りがかりの人に声をかけてもらうこと。
自分を怖がらない犬と挨拶をすること。
声をかけてもらわなくても、犬が好きな人はわかるらしく、アピールしていることがある。
相手が気づいて、「かわいいね」とでも声がかかれば、とても嬉しそうにする。
相手が気づかずに素通りすると、ちょっとがっかりした顔をしている。
うちの母親と久しぶりに会ったときには、じっと顔を見つめて、尻尾を振っていた。
顔をなめようとして、「だめ?」と母親が言ったので、ちょっと後ずさりした。
同じように犬を散歩している人と挨拶を交わすこともある。
ウォーキングをしている人と挨拶をすることもある。
ジャッキーは、地面の匂いをかぎだすととまらない。
もう行くよと声をかけても、しつこく嗅ぎ続けていることもしばしば。
横断歩道では、信号が赤のときには渡れないとか、信号が青になったら渡れる、というのは少しは理解できているようなのだが、こっちがとまらなければそのまま行こうとする。
つまり、私が止まれば進めないというのは少しはわかっているようなのだ。
散歩の時間は、早朝、日中、夕方、夜といろいろな時間帯に行く。
どの時間帯でも、散歩自体は嫌がらない。
時々、水が欲しいわけでもなく、立ち止まることがある。
夏のように、横たわったりはしない。
立ち止まって、お座りをして、こっちを見上げるのだ。
のんびりしようとでも言っているかのような。
早足でちょこちょこ歩く犬もいれば、ゆったり歩きたい犬もいるってこと。
ジャッキーは、ゆったり派なのだろう。