再来年公開の映画「マスカレードホテル」について

木村拓哉さんが主演されると聞いて、原作を読んでみた。

正直な感想としては、もっと別の役が良かったのでは?と思った。

なぜなら、だいぶ若作りしていないと無理そうだから。

もちろん、木村拓哉さんのことだから全力でやっているのだろうけれど。

もっと他の役例えば、所轄の刑事の役とか。

なぜ主役にこだわるのか?

主役にこだわっているのが本人なのか事務所なのかわからない。

おそらく事務所だろうけれど。

主役でなければいけないなんて誰が決めたんだろう?

もちろん、主役の「新田刑事役」が木村拓哉さんに合わないとは思っていない。

木村さんのことだから、どんな役柄を与えられても精一杯やるだろうと思う。

けれどもあまりにも批判する人が多くて、もっと無難な役を与えてもらえないだろうか?と歯がゆく思うこともある。

事務所がどうこうではなく、木村拓哉さんのやれる役を与えて欲しい。

それが、開始30分で殺される役だろうが、残忍な殺人犯の役だろうが、木村拓哉さんなら事務所の制約さえなければ、こなせると思う。

樹木希林さんが言っていたのはそういうことなのだと。

無理に主役をやらせなくてもいいんじゃない?と言っていたような気がする。

木村拓哉さん自身は、与えられた役柄を一生懸命こなす人だから、それが脇役だろうが、悪役だろうが、全力で取り組んでくれる。

もうSMAPというグループに所属している一人じゃない。

多分歌は歌わない(明石家さんまさんに焚き付けられなければ)。

だったら、俳優を極めるしかない。

週1回のラジオは別としても。

それでも映画は楽しみにしている。