SMAP時代だって楽しいことはあった。
過去のコンサートのDVDを見たらわかる。
いつからすれ違っていたのだろう?
5人がそれぞれ違う方向を見ていたのだろう。
解散は仕方がなかったのかもしれないが、やり方がまずい。
ファンを無視している。
いくら、解散を阻止するとか言って、世界に一つだけの花を買い占めても。
結局彼ら全員には届かなかった。
5人が本気で解散したくないといえば、解散は避けられた。
足並みがそろっていなかったのだろう。
スマスマという番組の最終回だってそう。
最終回当日に、5人がスタジオにいない。
最後の歌唱にしたって、あらかじめ撮られたもの。
最後は、5人で肩を寄せ合って、一緒に退場してほしかったな。
最後に残った木村拓哉さんがなんだか寂しそうだった。
ドラマや映画の番宣以外では、テレビに姿を見せない木村拓哉さん。
CМにすら出てこない。
ワイドショーでもあまり取り上げなくなったけれど、ほかの4人については、割といいことを言っているのに、木村拓哉さんだけなぜ?という感じ。
木村拓哉さんのファンは、週1回のラジオだけを楽しみにしている。
過去の映像などをツイッターに上げたりしている。
2014年のコンサートを見に行ったときには、まさか2年後に「解散」なんて夢にも思わなかった。
27時間テレビで「解散ドラマ」なんてやってほしくなかった。
あれが、2年後を予告していたみたいで。
あんな風に「僕たちは解散しません」なんて誰も言わなかった。
誰一人何も語ることなく、解散が発表された。
活動休止のはずが一転して解散だった。
記者会見もなければ、サヨナラコンサートもなし。
スマスマもビストロと歌(ゲストと歌う、持ち歌は歌わない)のコーナーをだらだらと続けただけ。
ゲストとのトークもなければ、解散発表後は、コントのコーナーもなかった。
最終回まで、「名場面集」を流したほうがはるかにましだった。
特番でつぶしてしまうとか。
一緒にビデオ撮りをするのすら苦痛だったメンバーもいたぐらいだから。
だって、ビストロのコーナーで、あの子と組んだ時なんて、本当にひどいものだった。
ゲストすらグルになって、木村拓哉さんのチームが負けるようにしていた。
スマスマも見ていて楽しかったのは、2014年の放送までか。
2015年も夏ごろまでは良かったかもしれない。
歌番組では、出番(歌の)も減らされたりして、「なんで?」と思ったことはあった。
楽しそうにしていたのも5人の「演技」だったのかも?
2016年初めのあの騒動で、「演技」する必要がなくなった?
今となってはわからないことだけど。
私はコンサートには3回しか行っていないが、とても楽しかった。
過去の私が行かなかったコンサートのDVDを見ていても、楽しいなと思った。
あんな解散をしたので、どれもみんな作り事のような気がして。
でも最後まで、仲の良いふりをしてほしかったな。
それがファンに対する思いやりというものでしょう。
ファンあってのタレントなんだもの。
その責任を木村拓哉さんだけに押し付けるおはおかしいから。
テレビに頻繁に出ている人が、周りの人間に好かれているなんておかしい。
ほかの3人にしたって、事務所を退社したことに対してもいつまでも言われてはいない。
解散発表までもモヤモヤしていたし、発表後、解散後もずっとモヤモヤしっぱなしだ。
番宣もかねてだけれど、いろいろな場所で、SMAP解散について、語っていた木村拓哉さんがなんだか痛々しかったな。
ずっと楽しい関係を続けることは、確かに難しいことだっただろう。けれどSMAPならそれができると信じていたから。
ファンも分裂していたから、再結成なんて望んでも意味はない。
3人も退所したから、完全に望みはたたれているし。
木村拓哉さんも、気持ちの整理がついているのかもしれない。
何事もなかったかのように、ワッツでSMAPの曲をかけているから。
コメント